食事
なんども通ったけれど東支那海の荒れ方は並みじゃない。最初の船旅も大変な揺れかただったけど,17日出航後の揺れも凄くて,うっかりバーに掴まらないで便器に座っていたら,シャワーの方までよろけて転がるところでした。
昨夕も,荷物を解くことができず,ネグリジェをひっぱりだすのがやっと、今日も揺れて立っていられないので部屋でごろごろ。とにかく朝食をと4階のレストランに行こうとしたら,エレベーターは安全のため運行停止。
船客の半分は船酔いで寝ているとの噂どおり,800人以上乗っている割りにはトパーズルームは混んでいません。 8階デッキのもう一つのレストラン、ヨットクラブは危険なので閉店。
トパーズルームはテーブル掛けもナプキンも白布で、30人ほどの緑の制服を着たウエイトレスとウエイターがサービスする本格的なレストランで、朝食、昼食はビュッへスタイルだけど、夕食は座席でのサーブ形式になリます。
自分の選んだものを乗せた盆を持って自由に席を選べるので,私は始めてのその朝,翻訳家の山川夫妻と偶然一緒になりました。このスタイルの良いところは相席だから、気の合いそうな人を選んで話しながら食べられること。96日間いろんな人に出会って面白かった。
夫妻はアメリカの女優、シャーリーマックレーンの心霊的な本を翻訳した人で、私はその本のフランス語版を読みかけたことがあったから、話が弾んだ。それを切っ掛けに、最後まで仲良くしてもらったから、ものごと最初が大切ね。
朝はご飯、みそ汁、パン、目玉焼き、ベーコン、ウィンナソーセージ、魚が1種、サラダバーで生野菜や漬け物、梅干し、生卵、ヨーグルト、果物はスイカ、オレンジパイナップル、その他の果物が寄港地ごとに変わるので、かなり豪華。
その上,、席についているとジュースかミルク、コーヒーはサーブしてくれるのだから、家にいるより余程良い。
昼食もバイキングで,洋食、中華、エスニック、和食と日替わりで飽きないように気を使っている.ホテルのパーテイみたいに料理が5、6種類並び,菜食主義者のメニューも一応ある。
この船にとっては、乗客全員日本人というのは初めての航海なので、従業員は英語、乗客は日本語だから、最初の一周間くらいはサービスは悪い、料理が下手で不味いと、一部の人々から文句がでた。
料理の名前のカードをみても、中身は「これがね!」という不思議なものが多く、食材もいいとは思えないけれど、味と見た目が一番大切なのに、どろどろと餡で絡めた国籍不明の料理が並ぶのです。
41回目の航海だけれど、かなりの人が前の船オリビアに乗っていたから、そのときの経験から、今度の船の料理は最低だというのです。私は安い船だから仕方ないのかな、となかば諦めの境地でしたが、直接スタッフに文句をいう人もいました。
途中から朝は納豆が出たり、ご飯の炊き方も上手くなって、料理の方も、何料理か区別が出来るようになってきたから、慣れと努力が実ったのかもね。日本人のシェフもいて,和食のときは、新鮮とはいえない刺身御膳とか冷凍見え見えのうなぎ懐石なども出るのです。
昼食のデザートのケーキは概して好評、ヨットクラブの10時と3時のお茶の時には、若者達がポケットに入れてもちだすので、早く行かないとなくなるという話。間食をしない私はついに一度もいかなかったけど。
ヨットクラブは8階のデッキにあるので、海を見ながら食事ができるし、裸のテーブルで、らーめん屋もどきの気軽さが若い者に人気がある。中高年者もサービスの悪いトパーズルームが面倒になると、全くのセルフサービスで、しかも料理も種類の違うヨットクラブに行って気分転換。
ここは若者向けにパンケーキをはじめパスタ類が多く、料理も揚げ物やグラタン類が多く、サラダバーのヨーグルトは自家製、デザートの果物はフルーツポンチと決まっている。昼食にケーキが何種類かでるのは上も下も変わりなし。
ヨットクラブは夜9時から「波へい」という居酒屋に変身します.夜遊びをしなくなった私は、2回しか行かなかったけど、毎晩満員の盛況だそう。ラーメンが美味しいと評判.退屈な人が多いいんでしょうね。
ここまで読んで,41回は良かったなと思うのは私ばかりではない。44回のヨットクラブの酷さは,新しい人々にはわからないので説明します。
とにかく3ヶ月間食事作りの心配がないのだから、女性にとっては極楽です。
なんども通ったけれど東支那海の荒れ方は並みじゃない。最初の船旅も大変な揺れかただったけど,17日出航後の揺れも凄くて,うっかりバーに掴まらないで便器に座っていたら,シャワーの方までよろけて転がるところでした。
昨夕も,荷物を解くことができず,ネグリジェをひっぱりだすのがやっと、今日も揺れて立っていられないので部屋でごろごろ。とにかく朝食をと4階のレストランに行こうとしたら,エレベーターは安全のため運行停止。
船客の半分は船酔いで寝ているとの噂どおり,800人以上乗っている割りにはトパーズルームは混んでいません。 8階デッキのもう一つのレストラン、ヨットクラブは危険なので閉店。
トパーズルームはテーブル掛けもナプキンも白布で、30人ほどの緑の制服を着たウエイトレスとウエイターがサービスする本格的なレストランで、朝食、昼食はビュッへスタイルだけど、夕食は座席でのサーブ形式になリます。
自分の選んだものを乗せた盆を持って自由に席を選べるので,私は始めてのその朝,翻訳家の山川夫妻と偶然一緒になりました。このスタイルの良いところは相席だから、気の合いそうな人を選んで話しながら食べられること。96日間いろんな人に出会って面白かった。
夫妻はアメリカの女優、シャーリーマックレーンの心霊的な本を翻訳した人で、私はその本のフランス語版を読みかけたことがあったから、話が弾んだ。それを切っ掛けに、最後まで仲良くしてもらったから、ものごと最初が大切ね。
朝はご飯、みそ汁、パン、目玉焼き、ベーコン、ウィンナソーセージ、魚が1種、サラダバーで生野菜や漬け物、梅干し、生卵、ヨーグルト、果物はスイカ、オレンジパイナップル、その他の果物が寄港地ごとに変わるので、かなり豪華。
その上,、席についているとジュースかミルク、コーヒーはサーブしてくれるのだから、家にいるより余程良い。
昼食もバイキングで,洋食、中華、エスニック、和食と日替わりで飽きないように気を使っている.ホテルのパーテイみたいに料理が5、6種類並び,菜食主義者のメニューも一応ある。
この船にとっては、乗客全員日本人というのは初めての航海なので、従業員は英語、乗客は日本語だから、最初の一周間くらいはサービスは悪い、料理が下手で不味いと、一部の人々から文句がでた。
料理の名前のカードをみても、中身は「これがね!」という不思議なものが多く、食材もいいとは思えないけれど、味と見た目が一番大切なのに、どろどろと餡で絡めた国籍不明の料理が並ぶのです。
41回目の航海だけれど、かなりの人が前の船オリビアに乗っていたから、そのときの経験から、今度の船の料理は最低だというのです。私は安い船だから仕方ないのかな、となかば諦めの境地でしたが、直接スタッフに文句をいう人もいました。
途中から朝は納豆が出たり、ご飯の炊き方も上手くなって、料理の方も、何料理か区別が出来るようになってきたから、慣れと努力が実ったのかもね。日本人のシェフもいて,和食のときは、新鮮とはいえない刺身御膳とか冷凍見え見えのうなぎ懐石なども出るのです。
昼食のデザートのケーキは概して好評、ヨットクラブの10時と3時のお茶の時には、若者達がポケットに入れてもちだすので、早く行かないとなくなるという話。間食をしない私はついに一度もいかなかったけど。
ヨットクラブは8階のデッキにあるので、海を見ながら食事ができるし、裸のテーブルで、らーめん屋もどきの気軽さが若い者に人気がある。中高年者もサービスの悪いトパーズルームが面倒になると、全くのセルフサービスで、しかも料理も種類の違うヨットクラブに行って気分転換。
ここは若者向けにパンケーキをはじめパスタ類が多く、料理も揚げ物やグラタン類が多く、サラダバーのヨーグルトは自家製、デザートの果物はフルーツポンチと決まっている。昼食にケーキが何種類かでるのは上も下も変わりなし。
ヨットクラブは夜9時から「波へい」という居酒屋に変身します.夜遊びをしなくなった私は、2回しか行かなかったけど、毎晩満員の盛況だそう。ラーメンが美味しいと評判.退屈な人が多いいんでしょうね。
ここまで読んで,41回は良かったなと思うのは私ばかりではない。44回のヨットクラブの酷さは,新しい人々にはわからないので説明します。
とにかく3ヶ月間食事作りの心配がないのだから、女性にとっては極楽です。